袴のたたみ方や洗い方、アイロンがけについて、また上衣の洗濯方法など弓道衣のお手入れ方法を伝授します。きちんと適切な処置をすることで、弓道衣は長持ちします。

袴の洗い方

  • ヒダを整えて丁寧に畳み、目の細かい洗濯ネットに入れます。男性用袴については、腰板を内側に折り込みます。
  • 洗濯機は「手洗い」又は「ドライ」モードに設定して、液体洗剤を少量入れて洗います。 粉末洗剤は、溶け残りが袴のヒダに残る場合があるため、お奨めいたしません。
  • 洗い終わったら、短時間の脱水をして速やかに干してください。
    その際、ヒダの部分を軽く引き伸ばして乾かすと、ヒダがきれいに保たれます。「乾燥」モードを使用すると、袴の形が崩れ、縮むことがありますのでお控えください。 汚れが少ない場合、布で拭き取るか、手洗いすることをお奨めいたします。

袴の干し方

袴の乾かし方は、日に当たらないように陰干しします。
天日干しをすると、色の変色や色落 ちの原因となります。
ウエスト部分を前後に開き、集合型洗濯バサミで挟んで干します。ヒ ダが崩れないように、裾を洗濯バサミで挟んで下方に伸ばして干してください。
その際、裾 に跡が残らないように、当て布の上から挟んでください。
季節や天候によっては部屋干しをお奨めいたします。

袴のアイロン方法

袴のアイロン方法

  • 袴のヒダを整えて平置きします。
  • ウエスト部分と裾の中心に、クラフトテープをヒダに対し直角に貼っておきます。
  • クラフトテープを貼っていない箇所へのアイロン掛けが終わったら、テープを移動 させて、ヒダへのアイロン掛けを繰り返します。しつけ糸の代替えです。 生地が傷まないように、当て布をしてアイロンを掛けることをお奨めいたします。
 

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